ピーター流外国語習得術【書評】
(2011年5月24日 21:09)
私は、英語以外にも中国語を学んでみる事に決めました。となれば、先人の知恵を借りるのは必須。そんな中見つけたのが、「ピーター流外国語習得術」という本。12ヶ国語を操る天才数学者ピーターフランクルが、その自著の中で「外国語の習得術」を教えてくれます。
短期集中の重要性
結局、いまでも人によく勧めている方法のひとつはそこから始まったと思うけれども、やっぱりある期間集中して勉強することです。ぼくのドイツ語の能力は、たぶんその三週間でそれまでの何年間かと同じくらい伸びたのではないでしょうか。(P.10より引用)自分自身の英語学習の経験からも、短期集中の重要性は肌で感じます。実際、1年間だらだらと学習してもTOEICスコアは変化ありませんでした。しかしその後、気を引き締めると3ヶ月で740→840へアップしました。
結局なんでも、「それなりのレベル」に達するためには、ちんたらやっていてはダメな訳です。とにかく、突き抜けるのが重要と言うことですね。毎日チビチビ勉強しても、外国語はできるようにはならへんから、幻想は捨てようぜ!ってことですな。
言語は習得すればするほど、学ぶのが簡単になる
「12ヶ国語もどのように習得するのだ?」と疑問を持ったのですが、その答えはシナジー効果にあるようです。ゲルマン系のドイツ語とスウェーデン語と英語、ラテン系のフランス語とスペイン語、スラブ系のロシア語とポーランド語は似ています。たとえばスラブ系の言語をひとつ習得できると、何年かあとに別のスラブ系言語が必要になったときに比較的やさしく入っていけるのです。(P.53より)つまり、一つの言語を習得すると、似ている言語の習得は楽になるということです。学べば学ぶほど、正のスパイラルに入っていくのですね。
日本人の優位性を活かすには
ちなみに、日本人の場合、日本語に近い言語は狙い目だと思います。例を挙げるなら、「韓国語」「中国語」ですね。韓国語は、文法がほとんど日本語と同じです。中国語は、漢字が使われています。これは、日本人にとってかなり有利です。ぼくは、二十代以降、中国語、日本語、韓国・朝鮮語、インドネシア語など、アジアの言葉もいろいろ勉強しましたが、そのときは文字の問題をふくめて別の苦労がありました。(P.53より引用)語学のエキスパートとも言えるピーターさんも、関連が低い言語には苦労しています。せっかく日本人に生まれたのだから、日本人なら韓国語や中国語をマスターして、その優位性を活かしたい所ですねえ。近所の国ですし、勉強して損は無いですよね。特に中国語はこれから重要となってくると言われていますし。
勉強する事によって、「チャイナドレス美人」や「コリアンビューティフルガール」との出会いも生まれるかもしれないですしね。
語学習得のコツをまとめると
まとめてみると、まず、短期間いま勉強している言語に集中するということ。すべてのチャンスを用いてその国の人と話をすること。その言語で独りごとを言うこと。その言語で書かれている本、とりわけ最初のうちは戯曲や探偵小説など、やさしくかかれている文章を読むこと。そのさい、わからない単語は必ず辞書を引いて、自分の英単語帳に書くことを通して単語を覚えること。また、単語を丸暗記するのではなく、諺や詩などを覚えること。さらに、教科書は複数使うこと。なるべく早いうちから、英英辞典などその国の言語で書かれている辞書を使うこと。語学教室はいいクラスを積極的に選ぶこと。達成しやすい目標をたてること。(P.52より引用)「独り言を言う」という学習方法は、ニュージーランドに短期留学した時お世話になった先生もおすすめしていました。しかし、実際やってみると「あれ?これであってんのかな?」と不安になったりして、なかなか難しいです。でも、力はつきます。
英英辞典は使うべきと良くオススメされているけど、個人的には全然使わないです。今までほとんど使った事ありません。実際に使用している人の意見を聞いてみたい所です。
まとめ
・外国語の習得は、短期集中で突き抜ける期間が必要・似ている言語は習得しやすい
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