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TOEIC勉強法

TOEIC755から840を達成した勉強法【1年3ヶ月で85点アップ】

投稿日:2008年9月8日 更新日:

TOEICスコア800点台というのは、一般的には英語学習者として上級レベルにカテゴライズされるでしょう。

日本では英語のできる人という枠で捉えられ、転職や就職でも評価され、応募できる案件の幅が大きく増えます。

そんなTOEIC800点台。私は勉強の結果、TOEIC755から840点を約1年3ヶ月で達成する事ができました。

TOEIC755スコアシート
【Before】2007年3月25日:TOEIC755(L385:R370)

TOEIC840スコアシート
【After】2008年6月29日:TOEIC840(L450:R390)

今回は実際に行った勉強方法を、参考に書きます。

よこちゃん
*2007-2008年当時の学習法ですので、情報としては古いです。ただし、参考になる部分もあるかと思い、残しています。

その替わりといってはなんですが「今だったらこうする、というのを書いたTOEIC勉強法記事」を、下記リンク先に書きました。よければ読んでみてください。

参考TOEICのおすすめ勉強法【480 → 900達成者が語る】

TOEIC755から840を達成した勉強法

2007年3月:TOEIC755
2008年3月:TOEIC740
2008年6月:TOEIC840

実は、スコアを時系列で振り返ると、上記のとおり間にTOEIC740点というものが存在します。

よく見るとわかるのですが、最初の1年間は全くスコアアップしておらず、後半の3ヶ月で一気に伸びている事がわかります。

英語を学ぶ女性
ほんとね、前半1年と後半3ヶ月で何か勉強法が違ったの?

その通り。前半と後半で勉強法(というかやる気)が違います
よこちゃん

ということで、今回の記事は「スコアの伸びなかった前半の1年間」と「スコアの伸びた後半の3ヶ月間」に分けて書いていきたいと思います。

スコアの伸びなかった前半1年のTOEIC勉強法

伸びなかった1年間は、主に移動中に適当な教材をなんとなくシャドーイングしていました。

English Journalのような英語学習雑誌や、TOEICテスト新公式問題集、Podcast番組等、ジャンルを問わず色々とシャドーイングしていました。

あわせて読みたい
シャドーイングとは?音読とは?効果と概要

聞き取りにくい所があっても、テキストは全く確認しませんでした。

わからない単語が出てきても放置していました。

まともなインプット学習は行わず、いわゆる「中だるみ」状態でした。

一応、1年後にTOEICを受験してみるのですが、755→740と、全くスコアは伸びていませんでした(プラスに考えると、ちんたらやっていても誤差範囲内でスコアはキープできるとも言える)。

TOEIC740スコアシート
2008年3月23日:TOEIC740(L360:R380)

受験結果を見てショックを受けた私は、心を入れ替え、今度は一生懸命学ぶことを決意。

3ヶ月のTOEIC受験に向け、努力を開始しました。

TOEIC740から840を達成した後半3ヶ月の勉強法

文法を再度やり直す

私の当時の英語力はTOEIC700点中盤レベル。

そこそこのレベルにはなっていました。しかし一方で、自分の中でまだ文法面に苦手意識を感じていました。

通常の日本人は、大学受験でかなり一生懸命文法を勉強します。

ですので、文法面に関してはある程度自信があると思います。

しかし、私の場合一般入試では無かったので受験で英語を全く勉強していません。

確かに、TOEIC700点になるまでの過程で文法も学んできたんですが、イマイチ根本が分かっていない気がしました。

そこで、一回根本から学んでみることを決めました。

ただ、大学受験用の分厚い参考書のようなものはもうやりたくありませんでした。

もっと「分かりやすく、学びやすく、理解しやすい教材」をやりたいなーと思って、探していました。

そこで見つけたのが「分かる!解ける!英文法!」という英文法メール講座でした。

探していたものの理想に近そうだったので、利用してみることにしました。

分かる!解ける!英文法!のキャプチャー

公式サイト分かる! 解ける! 英文法!

合計56号のメール講座なので、通常はメールを受信して送られてきた順番に学びます。

スケジュールとしては、約2ヶ月です。ただ、私は自分のペースで学びたかったので、付属のPDFファイルを利用しました。

PDFファイルには講座の全ての内容が記載されています。

これを印刷して勉強しました。(ただ、印刷枚数は数百枚。結構大変でした。)

TOEIC形式の問題をたくさん解く

TOEICテストのスコアをアップするには、TOEIC本番形式の問題集で勉強すれば間違い無いだろう」と考え、TOEIC590から755を達成した際にも利用していた「新TOEICテスト まるごと模試600問」を引き続き勉強しました。

文法セクションには取り組まず、リスニングセクションのみ学習しました(文法に関しては、上記の「分かる!解ける!英文法!」を使って学習していた為)。

伸びなかった時の事を反省し、わからない単語が出てきたらテキストを開いてチェックしました。

シャドーイングも移動中に適当にこなすのではなく、より集中できる環境で行ったりもしました。

細切れ時間も大いに活用。電車内でも集中してリスニングしました。

聞き流すのではなく、しっかりと聞きとる意識をもって学習しました。

常にテキストを持ち歩き、聞き取れない部分があればすぐに取り出しスクリプトを確認するようにしていました。

結果:TOEIC755から840を1年3ヶ月で達成

2007年3月:TOEIC755(L385:R370)
2008年3月:TOEIC740(L360:R380)
2008年6月:TOEIC840(L450:R390)

TOEIC755スコアシート
【Before】2007年3月25日:TOEIC755(L385:R370)

TOEIC840スコアシート
【After】2008年6月29日:TOEIC840(L450:R390)

約1年3ヶ月85点のスコアアップをする事ができました。

リスニングセクションとリーディングセクションの伸びを比較すると、リスニングセクションの伸びがよく、そちらがスコアアップに貢献している事がわかります。

TOEIC本番形式の問題集のリスニングセクションを集中して解いたのが良い結果に結びついているのではないかと考察できますね。

TOEIC755から840を1年3ヶ月で達成【要点まとめ】

  • 文法を学び直した
  • TOEIC形式の問題をたくさん解いた
  • まともなインプット学習をしない場合は、TOEICスコアは伸びない
  • きちんとインプット学習をすると、TOEICスコアは伸びる

当たり前ですが、しっかりと集中してインプット学習をしないとスコアは伸びないことを身をもって実感できました。

ただダラダラとやっていてはダメなのですね。

英語学習歴も長くなってくると、どこかで「中だるみ」することもあるかもしれませんが、そうなると私のようになります。

反面教師として、参考にしてしていただければと思いますね。



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