TOEICパート3は、長い文章を聞いて、それに対する問に答えるパートです。このパートに関する私の対策法を紹介します。
Part3 会話問題 30問
2人の人物による会話が1度だけ放送される。印刷はされていない。会話を聞いて問題用紙に印刷された設問(設問は放送される)と解答を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。 各会話には設問が3問ずつある。
パート3について。TOEIC公式サイトより。
パート1やパート2と比べて、かなり難しくなったと感じるパートだと思います。
基礎能力を上げる
純粋に英語力をアップするのが、遠回りのようで一番の近道だと思います。普段から「問題集を使ってリスニング学習に取り組む。」「聞き取れない所があれば、スクリプトをチェックする。」「知らなかった単語や熟語は覚える。」という地道な作業を続けましょう。英語力自体を伸ばしていくことが最も有効な対策だと思います。
設問文先読み→問題文リスニング
TOEICパート3では、パート2やパート1と違い設問文は印刷されています。その為、問題文をリスニングする前に設問文に目を通す事ができます。この特徴を利用し、パート3では問題文のアナウンスの前に設問文に目を通しておくことが非常に重要となります。(問題がイメージできない人は、公式サイトのパート3サンプル問題を見てください。問題文は印刷されてないけど、設問文は全て印刷されている事がわかると思います。)
TOEICパート3の文章は長いです。かなりの上級者にならない限り、聞きとった全文を覚えておく事は難しいです。私はTOEICリスニングセクションにおいては「495点満点中485点」を取ったことがあります。しかしそれでも全文を覚えておくことは難しいです。「話の内容自体は理解できた。でも細かいこと聞かれたら思い出せない。」という状況です。
設問文にあらかじめ目を通しておくと、どのあたりを覚えていけば良いかがわかります。ぜひ先読みしましょう。「先読み→リスニング」のリズムを壊さないことが大切です。
答えがわかったら正答を指で抑える
設問を先読みし、答えを意識しながら問題文をリスニングしていると、「リスニングの途中で答えが分かる事」があります。私はこういう場合、正解のアルファベットを指で抑え、その問のリスニングを終えてからマークシートを塗りつぶすようにしています。
パート3の解き方の流れ
最後に、流れを記しておきます。私は下記のリズムで、TOEICパート3を解いています。
・問41を先読み
・問41をリスニング
・リスニング途中でも、正解が分かったらアルファベットを指で抑える
・問41のリスニング終了。マークシートを塗りつぶす。
・問42の設問を先読み
・問42をリスニング
・以下、パート3終了まで続く。
あくまでもこれは私の解き方で、数ある解き方の一つの例に過ぎません。しかし私は、こんなやり方でもTOEICリスニングセクションで「495点満点中485点」を達成しています。パート3が苦手だという方は、参考にしてみてはいかがでしょうか。